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家族とともにある生と死…。ロシア・ブッカー賞受賞の話題の長編。
クコツキイの症例 ある医師の家族の物語 
 
カバー写真

古くからの医師の家系に生まれ産婦人科医となったパーヴェル・クコツキイが結婚の相手に選んだのは疎開先の病院で手術をした患者のエレーナだった。エレーナを娘のターニャと共に家族としてむかえたパーヴェルは、堕胎が違法だったソ連で女性を救う中絶手術に賛成で、いつ逮捕されるか分からなかった。夫婦の関係は少しずつゆがんでいき、思春期に入ったターニャは冷徹な科学の世界に反発して家を出ていく…。(下巻につづく)

恐怖政治といわれたスターリン時代を背景に、いくつもの傷をもつひとつの家族が人間の生と死の問題をつきつけられる。女性で初めてロシア・ブッカー賞を受賞した作家の長編。

定 価:1800円(税別)

著者リュドミラ・ウリツカヤ
訳者:日下部陽介(クサカベ ヨウスケ)
叢書名:群像社ライブラリー 30
ISBN978-4-903619-42-2 C0398
出版年:2013.7
判型:B6変 頁数:332ページ
在 庫:アリ
分 野:ロシア文学
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